ピコレーザーを導入するメリット 初めてのレーザー導入でも安心!

ピコレーザーのメニュー展開の可能性とは?

美容皮膚科や自由診療を拡充したいとお考えの先生方の中には、「レーザー機器の導入は初めてで不安がある」という方も多いのではないでしょうか。
そんな方にこそおすすめしたいのが、ピコレーザーです。

ピコレーザーは、シミ・くすみ・肝斑・タトゥー除去・アートメイク除去といった幅広い適応をもち、高い治療効果と肌へのやさしさを両立した次世代型レーザーとして、全国のクリニックで導入が進んでいます。

本記事では、ピコレーザーを導入することによる具体的なメリットと、初心者でも展開しやすいメニュー構築のアイデアをご紹介します。


ピコレーザーとは?

ピコレーザーは、従来のQスイッチレーザーがナノ秒(10億分の1秒)でレーザーを照射するのに対し、ピコ秒(1兆分の1秒)という極めて短いパルス幅でレーザー照射を行うマシンです。

この超短時間照射によって、熱ダメージではなく光音響効果(衝撃波)で色素を粉砕できるため、周囲の皮膚への影響を抑えながら、より細かく色素を破砕できるのが最大の特徴です。


初めてでも安心!2ステップで構築できるピコレーザーメニュー

ピコレーザーの導入は、メニュー構築が非常に柔軟です。
特に初めての方でも取り組みやすい2つの基本メニューから始めることが可能です。

① ピコショット(スポット照射)

・適応:老人性色素斑、そばかす、ADM など明確な色素病変に対してピンポイント照射
・特徴:高い出力でターゲット色素にダイレクトにアプローチ。1回ごとの効果実感が強い。
・価格帯(参考):1ショット数千円〜、全顔数万円程度

導入のポイント:施術時間も短く、即時効果が期待されるため、カウンセリング次第で高単価メニューとして組み立て可能です。Qスイッチレーザーの代替としてもおすすめです。


② ピコトーニング(低出力・広範囲照射)

・適応:肝斑、くすみ、肌のトーンアップ、毛穴の引き締めなど
・特徴:低出力で全顔に均一照射。複数回施術で徐々に肌質改善。
・価格帯(参考):1回1〜2万円、コース契約で継続率アップ

導入のポイント:ピコトーニングは、肝斑やくすみ、毛穴の引き締めといった肌全体の質感改善を目的とした低出力・広範囲照射のメニューです。特に注目すべきは、医師の指導下であれば看護師が施術を行える点にあります。

これにより、医師の稼働を抑えながら安定的に施術を提供でき、スタッフ主導のリピートメニューとして構築しやすいのが大きなメリットです。実際、多くのクリニックで「トーニング系=看護師メニュー」として組み込まれています。


タトゥー・アートメイク除去にも強い!

ピコレーザーの真価は、色素を微細に破砕できる技術力にあります。
そのため、従来のレーザーでは難しかったタトゥーやアートメイクの除去にも非常に高い効果を発揮します。

■ タトゥー除去

  • 黒色はもちろん、赤や青といったカラーインクにも対応可能なモデルもあり
  • 痛みや炎症を抑えながら、より早く消失効果を期待できる
  • 1回あたりの単価が高く、継続性の高い収益モデル

■ アートメイク除去

  • 眉アートやリップアートに悩む患者の需要が年々増加
  • 安全性の高さと仕上がりの自然さが評価されやすい
  • 他院での修正希望や失敗リカバリーの需要が多い

導入のポイント:カウンセリング力と適応判断がポイントになりますが、既存の皮膚科治療と親和性が高く、診療範囲の拡大にもつながります。


認知度はすでに十分、導線設計が成否を分ける

現在では、「ピコレーザー」「ピコショット」「ピコトーニング」といったキーワードは、美容感度の高い患者層に広く認知されており、検索件数も安定しています。

そのため、導入直後からメニューを打ち出せば、すぐに反応が得られる状態が整っています。

あとは、「導線設計」が肝になります。たとえば:

価格・症例・治療の流れを明確に案内し、来院予約までの流れをスムーズに設計することが重要です。

HP・LPに「ピコ系メニュー」を分かりやすく掲載し、

「看護師による美肌レーザー」など安心感のある打ち出し方をすることで、価格・症例・治療の流れを明確に案内し、来院予約までの流れをスムーズに設計することが重要です。