医師の得意と専門性を効率よく打ち出して集患する!
出演:
・ホームページ制作・マーケティングデザイナー
川崎加奈子(Monica web 代表)
・江戸堀サンテクリニック 古谷 鉄夫 院長
川崎:
ホームページ制作・マーケティングデザイナー
川崎加奈子(Monica web 代表)
古谷:
古谷鉄夫(江戸堀サンテクリニック 院長)
川崎:
今回のテーマは
「小さなクリニックが広告費を抑えて効率良く集患する方法」です
小さなクリニックこそ、今回のテーマ試していただきたい
その戦略は「競争しない戦略」です
古谷:
なるほど
川崎:
まず、専門型治療で競争しないという方法があります
ドクターにとって得意な治療、患者からニーズの高い治療など、
色々あるかと思います
古谷:
そうですね
川崎:
得意分野の治療を専門分野として打ち出すことで、
大手と差別化できます
また、その治療を必要としている患者さんを
効率よく集患することができます
例えば先生でしたら、大手の美容外科にお勤めでしたので、
女性向けの美容皮膚科や漢方治療などの得意分野がありますよね
古谷:
そうですね
川崎:
そういった特定分野の治療を
顧客ニーズ・収益性・競合などの視点から
どの治療を重点的にするかを
考えていただきたいのです
先生は、戦略的に専門性とかは?
古谷:
そうですね、基本的に私は美容をしたいので
美容皮膚科の患者様に来てほしいと考えていました
川崎:
女性向けターゲットに絞って、
得意な治療を勧めていたのですね
戦略が当たって、今はもう人気のクリニックに・・・
古谷:
いや、そういう訳でも無いんですけどね
なかなか・・・
川崎:
そうなんですね
まだまだ、これからですね
古谷:
そうです
川崎:
歯科の方で歯科恐怖症の方向けの
「麻酔治療の充実した歯科医院」
という打ち出し方のホームページがありました
特に歯科恐怖症の方は悩みが深く、
酷い方は震えが出たりとか
精神的に凄くナーバスになってしまうという方も多く
そういう方は悩みが深いので、
麻酔特化を打ち出した歯科医院は他に無いので
絶対行きたいという動機がとても強くなると思います
多少遠くても、行きたくなるはずですよね
古谷:
そうですね、良くわかりますね
川崎:
歯科医院って近い場所に行く傾向が多いですが
専門化を強調すると遠い所からも来てくれる
そしてライバルを減らす事ができる
古谷:
そうですね、それも良くわかります
川崎:
患者さんからすると選択肢が減るので、
選ばれやすくなりますね
古谷:
そうですね
他に無ければ選びようが無いですからね
川崎:
とてもメリットがある専門性だと思います
古谷:
そうですね、良くわかります
川崎:
ただ、ご自身の専門分野を見つける時に
気を付けていただきたいのが
ライバルが多すぎる治療は避ける、ということです
詳しくは調査しないとわかりませんが
例えば歯科医院ですとインプラント治療は
ライバルがとっても多い治療だと思います
古谷:
はい、確かにそうですね
川崎:
ライバルが溢れていますし、
ライバルが多いと価格競争や広告合戦に陥りがちです
経営者目線で見ると、
どちらも巻き込まれたくないものです
古谷:
そうですね、確かにそうなんですけども
私たち医療もそうですが
歯科も、もっとそうだと思いますが、
価格よりも本当にいいものなのかどうか
良くわからないんです
私たちにもわからないので、
一般の方は、もっとわからないと思います
川崎:
そうだと思います
差別化というのが、医療ガイドライン的にもできないので
古谷:
そうですね
川崎:
差別化ができないとなると、
価格で選んでしまうという方も多いのではないかと思います
古谷:
価格で選んで後で後悔するといかですね
大変な事になると、更にお金がかかりますよね
川崎:
そうですよね
また別の医院に行かなくてはならなくなってしまったり
ですので、ライバルの多い市場は避けていただいて・・・
小さなクリニックが真正面から立ち向かえば、
忙しいのに利益がわずか…
クリニックが疲弊する原因になる可能性が高いです
古谷:
わかります、そうですね
川崎:
そのためにも、ライバルが多すぎない市場を
狙うことは非常に重要なことです
あともう一つ、競争しない戦略としては立地も重要です
先生はどうして今の場所を選ばれましたか?
古谷:
それを言われると困るんですけども
私はできるだけ物件を安く済ませたかったので
創業の時に普通に商業物件を探すと、
保証金などが10ヶ月分等が当たり前で凄く高いので
そのコストを下げたくて、民間の家やマンションで
安く借りれる所を探しました
たまたま一戸建てが見つかったので
場所をあまり考えずに選びました
川崎:
ですけども、先生の開院されている場所は
周りに大手なども、被るような
古谷:
そうですね、これは、たまたまなんですけども
川崎:
とてもいいと思います
古谷:
皮膚科も周りに全く無くてですね
川崎:
そうですね、少ないですし、駅から少し遠くても、
わざわざ来てくださる方が多いという事で
いい場所だと思います
この「場所」なんですけども
こちらもライバルの少ない所を選ぶのが大事です
私が過去にホームページを制作させていただいた
エステで立地的な戦略が成功したケースがありました
こちらのエステさんですが、
関西の高級住宅地で開店されたのですが
そのエリアでは、競合となる大手エステが無く
顧客層が時間とお金に余裕のあるマダムが多く
古谷:
それは、いいですよね
川崎:
小さなサロンが開業するには、とても良い立地でした
そのサロンのホームページですが、「エステ 地域名」で
長い間Googleの1ページ目をキープできていました
古谷:
他にないですからね
川崎:
そうなんです、ライバルが少なければ
地名検索で上位表示が結構簡単にできます
これが例えば、「難波」や「大阪」だと競合が多すぎるので
小さなサロンが上位表示するのは大変難しいです
かなりの費用と時間がかかるので、
現実的ではありません
古谷:
確かに、かなりSEO対策しないと、
上がってこないですよね
川崎:
Google検索対策の視点から見てもライバルが少なく、
良い客層がいそうなエリアを選ぶ事は非常に重要です
古谷:
はい、そうですね
川崎:
開業される前には、ライバルが多すぎないか?客層はどうか?
というのは充分注意しながら店舗を探すようにしてください
古谷:
次つくる時に、また考えます
川崎:
はい、そうですね
古谷:
そうですね
川崎:
なかなか、一度開業されると引っ越しは簡単にできないので
時間をかけて・・・
古谷:
やっぱり2店舗目,3店舗目とかエステであれば・・・
医院でも2院目,3院目つくる先生もいますので
そういう時には考えた方がいいかもしれませんね
川崎:
はい、時間が少しおありかと思いますので
じっくり検討して、探される事をオススメします
古谷:
はい
川崎:
はい、以上になります
ありがとうございます