ドクターはバイトをせずにどう切り抜けるか!癖になるやばい方法と堅実な方法を教えます!
出演:
・医療特化の税理士 中村 節子(中村会計事務所 代表)
・江戸堀サンテクリニック 古谷 鉄夫 院長
中村:
今回のテーマは「いかにアルバイトをせずに何とか切り抜けるか」
医療特化の税理士 中村節子(中村会計事務所 代表)
古谷:
江戸堀サンテクリニック 古谷鉄夫 院長
中村:
先生、アルバイトはあんまり良いと思わないので、他の方法
としては、ファクタリングという方法があるにはありますね
もう決まった診療報酬を買い取ってもらう方法ですが
2ヶ月後に入る賃金報酬が今すぐ割引料を引いて手に入ります
全て現金扱いに割引料が引かれて入るという事ですが
これを一回すると、癖になってしまいます
古谷:
そうですね、結局2ヶ月先には入って来ないという事です
中村:
全て現金になり、上手くいくというのであれば良いのですが
それも最後の手段ですけども、方法としてはあります
できれば当初、借入の時に、日本政策金融公庫枠を
まるまる残す為に、リースをする方法もあります
古谷:
はい、そうですね
中村:
ただ、リースは相当利率が高くなりますけども
古谷:
なるほど
中村:
リース料率1.7%の場合、1千万円で月17万円の利息を返します
それなら借入金でだいたい3%くらいの感じ
3%のお金を借入をおこし、リースという名前でいく感じ
古谷:
ただ、それでも最初に現金が残るので
運営自体は楽になりますよね
中村:
それでもリースされる場合、再リース料が出てきますので
5年リースが終わり、今から1年分払い1年使えます。というもの
耐用年数の長い、レントゲンとかですと、永久に再リース料を
払わないといけなくなります
古谷:
そうですよね
中村:
なかなか勿体ないので、リースを利用するのであれば、レセコンや
電子カルテ等、5年リースの終了とともに終わる物を優先します
古谷:
逆に言うと5年で新しい機械に変える場合はリースで良いですね
中村:
どうせ変える機械でしたら、再リースの痛手なく
3%払ったとはいえ枠が空くと随分、気が楽になりますよね
古谷:
そうですね
中村:
今まで勤務にされていた時に今月のお金どうしようって事は
無かったと思いますが、
開業した時に、今月の給料、家賃の心配はしないでほしいので
余裕のある計画を最初から立てていただきたい
古谷:
そうですね、思ったよりも現金は残しておかないと
厳しくなってきますね
中村:
社会保険診療報酬は社保源泉という源泉所得税引かれます
3割現金でいただいて、後で7割全部入るのかっていうと
そこからまた源泉所得税で10万~20万の単位で引かれて
お金が無い時に1年間税金を貯金させられるような事になります
ギリギリの計算で計画するとシンドイと思います
古谷:
そうですね
中村:
こうなったら手段を選ばず、とりあえず枠を残すという事に
力を入れていただいた方が楽だと思います
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