動画紹介:医者の老後資金の貯め方3つの方法をお伝えします!

医者の老後資金の貯め方3つの方法をお伝えします!

出演:
・医療特化の税理士 中村 節子(中村会計事務所 代表)
・江戸堀サンテクリニック 古谷 鉄夫 院長


中村:
今まで勤務されてた先生方は福利厚生ということで
病院の方から社会保険の半分負担してもらったりとか
労災あった時には病院が見てくれました
慶弔費とか会食代とかは
病院がみてくれてたのが
さて開業しましたってなった時に
先生一人でご飯食べに行ったからとして
「もうそれ入れないでください」って言われるし
慶弔費って言っても
「それ先生とこのおばあちゃんのお香典ですよね」
入れてくれないということで

自分の為に
どんなことができるっていうのがあるかな
とは思うんですけども

そもそも税金の計算の仕方っていうところから
もう思いっきり戻って考えますと
まず売り上げがありますよね
そこから材料費を引いて
人件費引いてで従業員さんたちの福利厚生費を引きました

諸経費、家賃とか引いた答えが
事業所得の金額という
取っ払いの利益の金額が出ますよね

そこからもう一回引いて
課税所得金額を出して
税率をかけるという方法で
税金の計算しますので

そこからもう一回引くところの中に
先生の入れられる
福利厚生というのが幾つかあるかなと

だから一番上の所得の金額を計算する
経費には入れられないけれども利益が出ました
その下から引きます
という経費と同じ力を持つ控除額ですよね

それをいくつか考えていこうかなと思います

古谷:
経費だけでやっぱりどうしても限界があるんで
とれるもの、とれないものがあってですね
難しい場合もありますんでね

中村:
要は経費に入れたと一緒になって
そこで引いてくれるようが
あんまり気にはならないので
じゃあもう一番単純なところから
医療費控除っていうのがあって

あまりドクターの場合はご自身の保険証を使って
他院に行って
まあ風邪ひいたとか
そういうのでは行かれないので

手術とかされたら
やっぱり医療費控除
結構額がいくかなっていうのがあるのと

あと別居してらっしゃっても
親御さんとかの医療費をこっちに持ちます
っていうのはセーフですし
結構お歳いかれてたりしたら
入院されたりとかいうのがあるんでいけるのと

あとはまあ
年頃の子供さんとかいらっしゃったら
歯の矯正とかされる方がいて
それなんかは
もう100万単位ぐらいでいちゃいますので

古谷:
それも聞いた話だと
あの本人の例えばインプラント
とかそう言っても大丈夫で聞いてます

中村:
自費でも大丈夫です

古谷:
レーシックとかも大丈夫だって聞いてるんですけど

中村:
そうですねレーシックも治療ですもんね

古谷:
なかなかやることはないかもしれませんけど

中村:
そうですね一生に一回

古谷:
歯の治療は結構あると思うんですよ

中村:
そうですね歯は自費だから入れたら駄目とかいうことはないんで

ただあの大人になってからの矯正っていうのは
美容扱いになりますので
美容整形と同じなので
それをちょっと治療じゃありません
ということでアウトですが

意外といける分が医療費控除の中にもあります
これは自費だから無しではなく
一回調べていただくと
それも経費扱いになるかなと思います

じゃあもう単純な医療費控除の領収書の話は置いといて
次は老後の資金とかですよね
で貯金したらもう
利益が出ました
税金払いました
の後の貯金になるんですけれども

お勤めの時の厚生年金保険料の会社負担とか
健康保険も会社負担あるんですけれども
そういったもので
ご自身の福利厚生費になるようなものがあるかっていうと
とりあえず国民年金
これはまあ普通に入っていらっしゃいますよね

ただこれだけ払っても
ものすごい知れてるんですよね

かかる金額16,000円ぐらいになると思うんですけども
それの12ヵ月かけてで
まあ奥さんと2人分とったとしても

まあ払う額もしれている
ということは控除してくれる額も知れているし

そもそも満額40年払ったとしてももらえる月額が
64,952円ですしね

そうですねこれで家がなかったら家賃払えないし
ご飯食べたら終わり
ご飯か家かどっちか選んでみたいな
額なんで
ちょっとこれだけじゃぁ少ないかな
というのはありますね

その他に皆さん結構率が上がってきた
税率の話もあると思うんですけども
税率に上がってきた時に
経費と同じように落としてくれたら
40%税率ならば4割引で入れたってことになりますので

例えば厚生年金基金っていうものがあります
これは普通の方が病院勤めてらっしゃる時に
報酬比例部分っていう
厚生年金っていう部分に相当するような
ところなんでけれども

これが満額払って
68,000円の12ヵ月=816,000円今年払いました
そしたら例えば先生の税率が40%としたら
この時点で326,400円は
今年の税金から返してくれました

という事は少々失敗してくれよが
下がってくれようが
もう今年返してもらってるんで
普通に返してくれればいいや
上げてくれるのもいいくらいの額になりますね

で今までだったら
基金が816,000円と
小規模共済っていう
小さい会社をしてる運営している

医療法人駄目なんですけども
個人でされてるんだったら
年間84万いけますんで

84万と合計で1,656,000円で
これの4割税率だったら
今年中に662,400円返してくれているということになります

だから結構お値打ちかなあと

預けていたら運用に失敗して無くなるとか
心配があるとしても
まさか半額にはしてこないでしょうし

もらう時の分も有利なもらい方ができますので
とりあえず先生の福利厚生としては

貯金するんであれば
そういった控除の対象となるようなもので
していかれるといいのかなと思います

古谷:
一つ教えていただきたいのが

例えば法人化するとですね
医療法人になりますよね
医療法人なったら社会保険入りますよね
その社会保険に入ると厚生年金も入りますよね

中村:
そうですね
だから基金がアウトなります

古谷:
そうですねどちらが有利になるのか
っていうことは知りたいですよね

中村:
そもそも法人成する時点で
所得税払う法人の方が安くなるから

もうその話は置いといて
とりあえず先、法人成すると

強制的に厚生年金の方が入らされました
その時はその時で
厚生年金基金の保険料も上がってくるから
基金で払ってるのと一緒のようなもんじゃないですか
報酬比例部分がこのわけのわからない
65,000円のっかってくれるから

古谷:
老後の資金と考えたら
それは大きく差はないですかね

中村:そうですね
だからまあ当然っていう理事長で入られるので
最高額に行くと思うんですよ
そしたらまあそれなりの額は出てきますね

ただやっぱり普通のサラリーマンの人ですね
1階が国民年金
2階が厚生年金
企業の年金っていうが上にのっかってくるから

実は日赤とか勤めてる看護婦さんだと
3階(企業の年金)がのっているから
ヘタな病院の院長よりかは多いですよ
最後の年金額が

それ一生ですから
それはおいしいなとは思うんですけれども

ただもういけるだけのところに
今かけていくっていうのは
結構お得かなと

年間で何10万かづつとなれば
10年あればその10倍
20年あれば20倍ってことで
なるべく早く考えられたらいいのかなと思いますね

今までですと
基金と小規模共済っていうのを
皆さんかけていらっしゃったんですけども

最近っていうかちょっと時間たってますけど
iDeCoっていう[確定拠出型」払う方を決めるますと
もうあといくらになろうがは
それは先生の裁量次第でいいところにきいてください

5,000円からでいけますなので

例えば月5,000円も貯金できませんっていうことは
ないじゃないですか
月5,000円貯金できないなら
老後を考えてる訳じゃないので!

iDeCoていうもうちょっと預けるの心配かなっていう先生ならば
それは若いうちならわりとアグレッシブな
上がり下がりが大きくても
最終的にはそんなに損はないかなっていう勝負も
かけられますので

そういうので厚生年金基金の代わりに
iDeCoという選択肢もあるかな?と

古谷:
例えば若い先生とかだったら
途中で金額を変更するとかは?

中村:
そうですね、変更は可能だと思います
だから一般の受け手が一般の何とか銀行とかね
何とか証券とかが受けるんですよ

基金は国民年金基金だけが受け手になりますが入ってるけど

だから例えば
何とか銀行定期預金へ入れることも可能なんですよ
定期預金月々5,000円づつ入れました

リスクはほぼないじゃないですか

ほぼリスクはないけれども
5,000円掛ける12(ヶ月)掛ける60,000円を
所得控除、経費と同じように引いてくれるので
定期5,000円するならば
iDeCo5,000円する方が得かな

古谷:
定期入れても控除無いですし
今は殆ど増えませんし

中村:
増えません、ただの貯金

先生年代によってちょっと上がり下がりあっても
勝負かけるやつでいくか
もうあとちょっとしかかけれないんだったら
定期預金みたいにして

どうせ5,000円づつ定期するならば
それでいってみるのもありかなというのをいくつか
先生自身の使える福利厚生費というのがありますので
それはそれでちょっと考えてみられる価値もあるかな
と思っています

古谷:
はい分かりました

中村:
ご検討ください

古谷:
ありがとうございます