お金管理をちょっとよくしてくれるルールを決めよう!
出演:
・医療特化の税理士 中村 節子(中村会計事務所 代表)
・江戸堀サンテクリニック 古谷 鉄夫 院長
中村:
本日のテーマは「クリニックのお金の管理について」
ご案内は、医療特化の会計事務所 税理士の中村です
古谷:
江戸堀サンテクリニック院長の古谷です。
中村:
先生、クリニックのお金の管理というのは
凄く大事な事だと思うのですけれども
古谷:
そうですね
中村:
例えば先生、毎日入るお金ってどんな風に管理されているんでしょう?
古谷:
基本的に銀行に入金するのですけれども
例えば、終わるのが夜遅かったり土日も開けているので
となると、一般の都市銀行や普通の金融機関が
あまり開いていないので
後はATMが基本的には土日は
お札だけ(しか入金できない)とか
中村:
そうですね
古谷:
それでですね、色々探しまして
土日でも硬貨が入れられる、というところで
うちは郵貯銀行を利用させてもらっています
郵貯銀行なら、大概の地方都市にでもありますし
近くにあるというのがそういう時には一番
中村:
後は、毎日持って行くというのは中々難しい
古谷:
そうです、毎日持って行くのは難しいですけれども
まとめて入金はするのですが
一日分ずつ分けて入金をするようにしています
中村:
それが一番単純で、手堅いやり方ですよね
古谷:
日々の売上がちゃんと把握できないと困るので
中村:
入金は、先生ご自身がなさっていらっしゃっているのですか?
古谷:
僕が基本やっています
中村:
従業員さんが、(集計して)これだけになりました
そのまま銀行に持って行って下さいね、としちゃうと
当然信じるべき従業員さんですが、
何も見ずに全部どうぞ(お願いします)という事にするのは
むしろ失礼、という事になると思うので
古谷:
そうですね
中村:
その点については、先生が行かれる、奥様が行かれる
そうでなければ、(集計する係と入金する)係を変える
それができないなら、毎日入金した通帳をチェックする
という辺りで、しっかり見ていかれるのも大事かと思います
お金のトラブルというのは、一番嫌なので
古谷:
そうですね、窓口のお金を(帳面に)つけるにしても
保険診療の自己負担、自費の方なんかもありますけれども
中村:
先生のところでは又、自費のカード決済も出てくるんですよね
古谷:
そうです
中村:
そうするとその辺りの(処理)も本当に現金がある分
売上があったけれどもお金は後廻し
珍しいケースで行くと
今日は、お金の持ち合わせが足りなかった
そういった場合のルールをしっかり決めておかないと
今日の子(担当者)は、すべての売上を現金としました
明日の子(担当者)は、カードの分は抜いて書きました
みたいな事になってしまうと、中々管理がしにくいので
古谷:
そうですね
中村:
それは、スタートする時点で、皆さん集まって頂いて
こういう風に書きましょう、という統一見解を・・
古谷:
そうですね
徹底させた方がいいですね
中村:
(クリニック経営に)お金の話は大事ですので
宜しくお願いします