新型コロナ禍でもクリニックが無担保・無利子で借入・融資してもらえる方法は?
コロナ禍の資金調達
福祉医療機構からの借入。
新型コロナウイルスの患者対応を行っていない、一般のクリニック様向けのお話
福祉医療機構。一般のクリニックをご開業の先生方はあまりこの金融機関の名前に馴染みがない?
福祉医療機構は、テナント開業のクリニック様向けの貸付はあまり行っていない
建物を建築して開業しようとお考えの先生以外は借入対象外
福利医療機構において
コロナ対応特別の貸付制度が設定
コロナの影響で減収、事業停止等の影響を受けた医療施設への無担保・無利子の優遇融資
どの程度の減収で対象になるか?
他のコロナ貸付のように具体的な数字は提示されていない。
日本政策金融公庫の特別貸付の対象が前年同月比で5%以上の売上減少
それ位の減少があれば、実際借入実績あり
借入可能金額は一般診療所で4000万円まで、
返済の支払猶予期間最長 5年
最長借入期間15年
保証人なしでの借入の場合は0.15%の保証料が必要
4000万円に対して年0.15%=6万円/年
5000円/月
事業経費としては4000万円の資金調達に対してコスパいい!
取りあえず、5年間は月5000円の保証料だけ支払っておけばいい
但し無利息期間は、当初5年
6年目からは0.2%の利息が必要
4000万円×0.2%=年間80000円 月当たり 6666円
これも経費に落ちるので負担は小さい
福祉医療機構から借りるか?
日本政策金融公庫から借りるか?
これは福祉医療機構を優先してお借入れになる事をお勧めします
まず第1に
福祉医療機構は医療機関特化の金融機関
一般業の借入件数もかかえて忙しい日本政策金融公庫より
融資スピードが速い!!
第2に
医療法人なら日本政策金融公庫の無利息の対象は売上高対前年同月比で15%以上ダウンが要件
これをクリアできないなら、福祉医療機構でないと無利息が使えない
第3に
日本政策金融公庫の実質無利息は、一旦利息を支払ってその後支払った利息相当額がまとめて返金される。という利子補給制度
福祉医療機構は最初から無利息ですので後の手続きに面倒がない。
第4に
無利子の期間
日本政策金融公庫は3年 福祉医療機構は5年
これも福祉医療機構が有利。
収束の見通せない 新型コロナウイルス
いくら?どのくらいの期間で借り入れを申し込めばいいか?
借りられるだけ、長期間で借入
収束が早ければ、その時点で残っている借入金を全額返してしまえばいい。
この融資では福祉医療機構も繰り上げ返済の違約金は不要
収束した時余っていれば一括返済すればいい。