医師の動線も忘れずに取り入れて!息切れしないクリニックを設計する!
出演:
・医療特化の税理士 中村 節子(中村会計事務所 代表)
・江戸堀サンテクリニック 古谷 鉄夫 院長
中村:
本日のテーマは「クリニックの設計 Part1」
ご案内は医療特化の会計事務所 税理士の中村と
古谷:
江戸堀サンテクリニック 院長の古谷です
中村:
先生、クリニックを開ける時、すごく大きな部分を占めるのが内装工事ですよね
先生のところでは、設計は実績のあるところへ・・・?
古谷:
そうですね、医薬品卸さんに、(開業支援を)お願いしたので
そちらの関連の設計会社さんでしたので
クリニックの設計は慣れていたと思います
中村:
実査に出来上がってみて、
ここはこうすればよかったなというところって?
古谷:
当院は、スペースが限られているので
(これ以上に)出来る事というのは
実際にはそれ程多くはなかったので
しょうがない部分はあるんですが
基本的にそういった設計士さんは
クリニックの設計をたくさんやっているだけあって
(患者さんの)動線はかなり考えてくれているんですが
医療スタッフ医師や看護師の動線は
あまり考えられていない気がしています
中村:
そうですね、患者さんの動線については
プロなので廊下幅(手すり位置)等
診療までの動線について考えて頂いているんですけど
確かに(スタッフの動線は?)
先生の方もおっしゃらないですよね?
古谷:
思ったよりも、ドクターは移動が多いです
中村:
そうですか?
古谷:
診察しているだけではなくて、
当院の場合はまだそれ程でもありませんが
まあ処置の時には移動したりとか
レントゲンがあればレントゲンのスイッチを押す為に
中村:
その為だけに、スイッチを押すだけ?
古谷:
そうなんですよ
余計な動きが結構あるので、遠いと結構大変ですね
中村:
最初の、暇なうちにはいい運動ですから
動いて頂ければいいんですけど
古谷:
忙しくなってくるとダッシュしないと
中村:
診療所の中で走る?
古谷:
はい、息が切れてきますね
中村:
最初に、ここだけは押さえておきたいという点なら
先生ご自身が動いてもいいのかも知れませんね
古谷:
実際に殆どの先生はアルバイトに行くと思いますので
そういった所で動線をしっかり見ておいた方がいいと思います
中村:
そうですね、
内装工事については後から変更するのは大変ですので
最初に先生が注文を出すというのも大切かも知れません
これからオープンされる先生は
是非ご自身で動いてみて下さい。