売上に影響する!事業計画の黄金ルール!見落としがちなポイントをお話します!
出演:
・医療特化の税理士 中村 節子(中村会計事務所 代表)
・江戸堀サンテクリニック 古谷 鉄夫 院長
中村:
本日のテーマは「事業計画 売上の検証編」
医療特化の税理士 中村節子(中村会計事務所代表)
古谷:
江戸堀サンテクリニック 古谷鉄夫 院長
中村:
先生、事業計画で一番狂てきやすいのが
売上ではないかなと思ってるんですけど
古谷:
そうですね、思ったように売り上げが上がらないという場合の方が
多分多いでしょうね
中村:
そうですね、コントロールがしにくいという点では、仕入れより
断然売上かなっておもうんですけども
売上は単純に【患者数×1回あたりの点数×月来院日数】
円の面積のように極めて単純な公式です
開業当初、無料でも出してもらえる診療圏調査
各社同じような数字が出るんでしょうか?
古谷:
そうですね。でもその計画通りにいくのかというと
その通り患者さんが来るとは思えないですね
中村:
いい方に動いてくれるといいのですが
思ってもみない薄い方に動きがち
診療圏調査の地図で、まんべんなく来ると思っていると
ストップがかかっている地域があるということで
開業後しばらく経って、患者さんが増えないうちに
再検証してみるのもいいかもしれませんね
Googleマップでも住宅地図でも使って
社保の患者、国保の患者別に来院患者の住所をシールでプロットしてみる
来ているはずの地区から、人が来ていないなら
何故来ないか検証してみる
古谷:
何か、来づらい要因があるのかもしれないですね
中村:
半径だけでは、わからなかった阻害要因
川や高速道路?
古谷:
実際自分で歩いて行ってみるというのが大切
そんなに広い範囲じゃないので自分で確かめる方がいいと思います
中村:それでも、あきらかに来るはずの地域から来てないの江あればひょっとして
クリニックが認知されていないのかもしれないですね
それならその地区に対する対策を
チラシも、開業後入れるのはあまり医師会さんもいい顔はしないかもしれませんので
表向き人材募集のチラシで「私たちはこういうクリニックです、一緒に働きませんか?」の裏に
この場所に新規開業したクリニックです
という宣伝方法も考えられますね