こんにちは
クリニックのレーザー脱毛器の技術は、近年目覚ましい進化を遂げています。
この記事では、その進化のプロセスと、最近のトレンドであるBIGスポットサイズのレーザー脱毛器について解説します。
#### 当初はシミ取りのヤグレーザーで
レーザー脱毛の歴史は、当初シミ取りに使用されていたヤグレーザーから始まりました。この段階では、冷却機能が不十分で、施術には時間と労力がかかるものでした。
アレクサンドライトレーザーから本格的に
独占市場だったアレクサンドライトレーザーの登場により、脱毛の効果が高まりました。
しかし、施術時間が長く、全身脱毛に3時間程度かかることが一般的でした。
ダイオードレーザーがデビュー
施術効率の向上を目指して、ダイオードレーザーがデビュー。
これが主流となり、冷却機能の進化を迎えるなど、大きな進歩が見られました。
第一世代から第四世代へ
1. 第一世代
12×12㎜のスポットサイズで、施術に時間がかかりました。
2. 第二世代
蓄熱式(SHR)のデビュー。単発式との併用がベストとされました。
3. 第三世代
BIGスポットサイズの登場。
25×30㎜の照射面積で、全身脱毛が1時間で可能に。
患者と施術者の負担が大幅に減少しました。
4. 第四世代
スポットサイズの変更可能なものへ。
1台で全て対応可能な利便性と、出力波長の進化(808+755+940+1064nm)により、更なる効率と精度が実現しました。
第三世代 BIGスポットサイズの利点
BIGスポットサイズの採用は、看護師さんへの負担減少と顧客の回転率向上につながります。
6倍の照射面積と、ハンドピースの軽量化が、効率アップ=利益率向上に貢献しています。
最後に
クリニックのレーザー脱毛器の進化は止まりません。
最先端の技術を追求し、患者と施術者の双方にとって快適な治療を提供するため、これからも新たな技術とトレンドに目を向ける必要があります。