【動画紹介】クリニックスタッフの面談でコミュニケーション不足を一気に解決!

スタッフの面談でコミュニケーション不足を一気に解決!

出演:
・スタッフ管理・教育担当 上芝 美恵 (SofiaSupport 代表)


今回のテーマはですね
コーチングの中でも「質問スキル」というスキルを
皆さんにご紹介したいと思います

前回はですね
「傾聴スキル」っていうお話をさせていただきました
コーチングスキルは
基本的に3つのスキルで成り立っています

1つ目は傾聴スキル
2つ目は質問スキル
3つ目は承認スキルです

今回は2つ目の「質問スキル」について
お話をさせていただきたいと思います

個人的にですね
コーチングの中で一番スキル的に難しいのは「質問スキル」ではないかな
というふうに私は思っています
適切な質問をしなければ
皆さんのスタッフの言わんとする事とか
本音とか成長とかっていうのを促すことが難しくなるんですね

質問というのはですね
質問の質が人生を変えると言われるぐらい
コーチングの中での質問というのはとても重要な要を持っています

傾聴は前回も申し上げたように
傾聴することによって
先生とスタッフの信頼関係を結びやすくなる

私たちは自分の話を聞いてくれる人に信頼を置きますので

人の話をきちんと本当の意味で聞くことによって
スタッフの信頼を勝ち取りやすい
じゃあ質問は?っと言うと傾聴して
そして質問していくっていう訳なんですけれども

質問というのはスタッフに考えさせるためのものなんです
要するにスタッフの気付きを促すためのものなんですね

なので的確な質問をしていかないと
気付きをスタッフに持ってもらって
そしてスタッフが自分の行動の動機付けをしたりとか
成長に繋がっていかないっていうふうになっています

もちろんその前に人の話を聞くとか
スタッフを認めるっていうことも大前提となってきます

先生にご注意いただきたいのが
「なんでなんでなんで」を繰り返して
詰問にならないことを注意してください

「なんで・どうして」とかっていうのは
どんな時に行うかって言うと

例えば、疑問を持っている時ですよね
シチュエーションとするとスタッフがミスをした
その時に私たちはどうして失敗したのか
「どうしてミスをしたの?」っていうふうに聞きます
もちろんそれは原因を調べるために
原因追求するためには
とても大事なことなんですけれども

「どうしてミスをしたの?」
「こうこうこういう理由ですいません」
「じゃあなんでこういう理由でミスをしたの?」って
もうどうしても私たちは「なんで?なんで?」
関西弁には「なんで」って言いますけど

「どうしてどうして」とかっていうのを繰り返していく
そうすることによって
質問が詰問に替わってします

詰問というのは詰めるものって書きます
そうすると厳しい言葉になったりするんですね
それはスタッフのためにはならない

スタッフのために質問というのは行なわれているという事を
ちょっとね生きる質問っていうのを皆さんにしていただきたいな
というふうに思います

コーチングでいう質問の目的っていうのは何かって言うと
何かスタッフに考えてもらって
スタッフを理解すること
この2つに重点を置きます
なのでスタッフに考えてもらいたい時っていうのは
どちらかというと正しい正解を先生が持っていて
それをこうスタッフに気付いてもらうためにするような質問になります

質問のスキルっていうのは2つ種類あります
1つはオープンクエスチョンです
2つ目がクローズドクエスチョン
コーチングで皆さんにしていただきたいのは
どちらかというとオープンクエスチョンです

オープンクエスチョンとクローズドクエスチョンの違いは
何かって言うと
「今日朝ご飯召し上がりましたか?」
これ答えって「はい」「いいで」すよね
「はい食べました」「いいえ食べてません」
「朝ご飯召し上がりましたか?」「はい」「いいえ」
要するに答えが相手が答える答えが決まっているもの
これをクローズドクエスチョンと言います

次オープンクエスチョンで質問しますね
「朝ご飯何を召し上がったんですか?」って聞きます
質問に「何を」を入れる
5W1Hを入れるだけでオープンクエスチョンに変わる訳なんですが

これは私は「はい」「いいえ」以外に
どんな答えを持っているのか
相手がどんな答えを持っているのかわからない

これを「開かれた質問」オープンクエスチョンと言います
話を広げたい時とか掘り下げたい時
これはオープンクエスチョンを使って
コーチングでは
こちらをちょっと主に
皆さんに使っていただきたいな
というふうに思っているんです

朝ご飯何を召し上がったんですか?
私は目の前にいる人が何を食べたかわからない
これがオープンクエスチョンです

「未来質問」と「過去質問」っていうのがあって
例えば先程のスタッフが失敗をした
「なんで?どうしてミスをしたの?」これっていうのは過去質問なんですよね

どうして失敗をしたか
これは過去に戻っていて原因追求しますから過去質問と言います

過去質問は原因追求なのでもちろん大事なんですけれども
トヨタでは「なぜを5回」って言われるぐらい
質問を繰り返して原因追求していく訳なんです
けれどももちろん大事なんですが
そればっかりをしておいても前に進めない
大事なのは何かって
未来に進むことなんです

それを「未来質問」というんですが
同じミスを繰り返さないためには
どうしたらいいと思いますか?とか
何が必要だと思いますか?っていうのが
未来質問なんです

過去質問も大事なんですけれども
未来質問もとても大事で
問題解決や課題解決していくためには
未来質問で質問していただければな
というふうに思います

オープンクエスチョンだったり
未来質問だったり
そういった質問のスキルを使って
スタッフに考えてもらったり
あとはスタッフに理解をしてもらったり

そういったことによって
様々な事を深めていっていただきたいなというふうに思います

本日は質問スキルをご紹介をしていきましたありがとうございます

それではご相談ご依頼お待ちしております
よろしくお願いいたします。